2024/12/15
浜松医科大学外科第二講座 竹内 裕也先生 消化器外科における内視鏡手術 開腹手術に比べ腹腔鏡手術では小さなきずで手術が可能で術後の痛みも少なく、日常生活に早く復帰することができる。手術時間は長いが出血量、疼痛、腸管運動の回復、経口摂取の開始、在院期間、において有意で晩期合併症、根治性においても有意である。人がアームを動かし手術を行う。ベーションカート(アーム部)ビジョンカート(モニター、内視鏡部)サージョンコンソール(術者)に分かれている。メリットは7つの自由度を持つアーム、3Dハイビジョン画像、手振れ防止機能、scaling機能がある。
2024/12/09
昭和大学薬学部教授 倉田 なおみ先生 新田クリニック院長 新田 國夫先生 日本歯科大学口腔リハビリテーション多摩クリニック院長 菊谷 武先生 武蔵村山病院 歯科医長 元橋 靖友先生 服薬は食物よりも難易度が高くより高度な嚥下機能が必要。薬剤嚥下障害とは錠剤が飲み込みにくい状況で摂食嚥下障害でなくても、錠剤が飲み込みにくい人がいる。同じ砕くでも食物と薬の違いは食物は砕いても味は変わらないが錠剤は砕くと強烈な苦み・においが出現する。
2024/07/18
大阪大学歯学部准教授 野原 幹司先生日本は60%~80%、諸外国5%~15%誤嚥性肺炎でスクリーニング852本ヒット→N数・診断基準のまとめ58本ヒット→25本が診断基準(疑い例)を採用、嚥下機能検査を行った論文は5本 成人肺炎診療ガイドライン2017:感染症以外の肺炎・肺臓炎等は取り扱わない。 確実例...
2023/11/07
長崎大学生命医科学域口腔インプラント学分野 黒嶋伸一郎先生。純正パーツ使用の勧めと非純正コンポーネントの長期使用は可能なのだろうか。補綴の10年生存率:インプラント95.2% クラウン89.4% 天然歯ブリッジ89.1% 天然歯カンチレバーブリッジ81.8%。回転防止機構の不確実さがある。
2023/10/10
長崎大学生命医科学域口腔インプラント学分野 黒嶋伸一郎先生。セメント固定性インプラントとスクリュウー固定性インプラント。下顎は4~6本のインプラントによるフルブリッジ、上顎は6~8本のインプラントによるフルブリッジ。エクスターナルコネクションとインターナルコネクションの違い。バットジョイントとコニカルジョイントの違い。インターナルコネクションでコニカルジョイントがボーンレベルインプラント・ティッシュレベルインプラントのどちらでも主流。
2023/08/15
長崎大学生命医科学域口腔インプラント学分野 黒嶋伸一郎先生。ボーンレベルインプラントとティッシュレベルインプラントを使い分ける。ボーンレベルインプラントではネック部直径3.3mm 4.1mm 4.8mmで、ティッシュレベルインプラントではカラー部4.8mm 6.5mmになっている。ラフサーフェス部分はSLA処理を行っている。ティッシュレベルインプラントの方がインプラント周囲炎のリスクが低い可能性がある。プラットフォームスイッチングタイプに改良された事で骨吸収を0.2~0.5mmの吸収に収める様にできた。ティッシュレベルインプラントではエマージェンスプロファイルの角度に左右されないがボーンレベルインプラントでは30度以上はリスクが増える。凸型も不利に働く。マイクロスレッドを付与することで応力を著しく減少できる。
2023/07/11
長崎大学生命医科学域(歯学系)口腔インプラント学分野 黒嶋伸一郎先生。セメント固定性インプラント上部構造。スクリュー固定性インプラント。ティッシュレベルインプラントとボーンレベルインプラント。口蓋部がないIODまたは口蓋部があるIOD。通常荷重・早期荷重・即時荷重。下顎のIODは2本でよい。清掃性の問題があるのでバーで繋がないで良いエビデンスがある。アトランティスコーヌスコンセプト。IARPD。
2023/04/25
大阪大学大学院歯学研究科 顎口腔機能治療学教室 准教授 野原 幹司先生 嚥下障害で一番多い原疾患は脳卒中で急性期をから回復期をえてプラトーにいたる。慢性期に至った機能障害は原則治らない。機能維持のために訓練は必要だが回復にはつながらない。ざっくりいうと廃用に関しては訓練で回復するが、慢性期の機能障害は難しい。認知症やパーキンソンなどの進行性疾患に対しての対応をどうするか。進行性疾患に対してキュアからケアへ。訓練から支援へ。認知症の嚥下障害はその原因疾患で出方が違う。アルツハイマー型認知症のエピソード記憶の障害は絶対で否定しても始まらない。逆にレビーは病識がある人もいるので注意する。見当識障害は時間、場所、人物の順。視空間認知障害は頭頂葉の血流障害と言われている。 アルツハイマーは食行動の障害(食べない、飲み込まない)、レビーは嚥下障害(ムセ、誤嚥性肺炎、窒息)。
2023/02/07
愛知学院大学 心身科学部健康科学科 准教授 牧野 日和先生。嚥下食基準はサンプリングで副菜主食液体の細かく分けるが実際は4~7種類が限界。嚥下食基準に沿って作って、手元調整で合わす。1.食べる支援がもたらすもの・健康を維持増進・理想の体を作る・疾病や感染等の予防治療に必要な栄養素をえる・その人らしさを維持・心の豊かさや満足感をもたらす。人間関係形成やコミュニケーション・社会とのつながりを形成維持。2.食べられなくなる原因:悩み・食として認識できない・疾患・老化・フレイル・貧困3. 予防日ごろから健康を保ち・病気にならないよう予防する・治療やリハビリテーション・人生最終段階でも、出来るだけ食べる。4.食形態を対応させるという食支援5.嚥下調整食の設定の考え方。誤嚥や窒息、配線のリスクを下げる。摂食嚥下や消化機能等を維持する。
2023/01/18
東京歯科保険医協会会長 坪田 有史先生。メタルによる歯冠修復の問題点。1.審美障害と金属アレルギー:メタルの露出・オペークによる透明感の消失・歯質の変色・歯肉の変色・ブラックマージン。2.メタルフリー関節歯冠修復:セラミック系歯冠修復材料・レジン系歯冠修復材料・レジンコア・ファイバーポストレジンコア。クラウン側:1.サンドブラスト2.エッチング3.シラン処理(マルチプライマー)4.プライマー(Gセムワン)5.セット。ビューティボンド。マージン形成はラウンドショルダーかディープシャンファーで厚みは1mm以上軸面1.5mm以上咬合面は1.5~2.0mm。

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