東京医科歯科大学大学院学摂食嚥下リハビリテーション学分野 奥村 拓真先生 見えないを見えるに 2段階式アングル内視鏡 通常の内視鏡は喉頭・気管の腹側はよく見えるが背側は見難いのを改良している。屈曲部を腹方向で曲げさらに背方向に曲げる。特に声帯直下は見難いです。まだ医局員(若い健常者)での実験から有病者に実験。健常者のデモでは結構ビックリするレベルです。VF出来ない環境だと良いですね。東京医科歯科大学大学院学摂食嚥下リハビリテーション学分 齋木 章乃先生 トロミ付き炭酸飲料の作成方法 ポイントは1.とろみ剤添加後すぐに蓋をしてよく振る2.横向きに置く(冷蔵庫に一晩おく2時間だと溢れる、横向きの方が炭酸感が強い)3.開封時はそっと開ける。誤嚥・喉頭侵入、咽頭残留、嚥下反射惹起部位ともトロミ付き炭酸水のほうがトロミ水より優位性があった(東京医科歯科大学、ランダム比較試験)。考察:炭酸飲料の発泡性は咽頭粘膜を刺激し、皮質興奮性を向上させる。炭酸とろみ水の発泡性と味覚刺激が旧新生の感覚入力を惹起させる。嚥下運動に関連する感覚系・運動系に作用する。戸原教授曰くトロミ付きは訓練でも有効だが、これはこれでありと感想を述べていました。東京医科歯科大学大学院学摂食嚥下リハビリテーション学分 山田 大志先生 電気式人工喉頭とVoice Retriever 発声と構音のメカニズム オクタマトーンからの発声・構音メカニズム 発生できないが構音が出来る人が対象となる。口腔周囲が動かない人や認知症で言語理解が出来ない人はまだ対象外。