4次元CTの領域分割による咀嚼嚥下中の食塊と骨・軟組織の可視化

東京医科歯科大学 大学院医歯学総合研究科 摂食嚥下リハビリテーション学分野 須佐 千明先生。咀嚼嚥下の解析:4次元CTによる画像描出により口腔・咽頭領域を立体的に評価することが可能になった。軟組織の描出が十分出来ない。咀嚼中の食塊と軟組織の関係を描出できない。目的:開発中の4次元CTの分割方法を活用し、咀嚼嚥下中の食塊の移動と口腔・咽頭の組織運動の両方を可視化する。健常者レベルではあるが咀嚼中の舌と軟口蓋の動き、ポーラスが中央から右側の食道入口部を通る様子、喉頭蓋の反転後の動き、甲状軟骨の動きなどVFではよくわからなかった動きが観察された。